《古書・古本の出張買取》 京都・全適堂 の日記
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第一回・山羊主総会に参加
2017.08.12
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愛知県の知多半島で開催された記念すべき第一回の山羊主総会に参加。
朝早く余裕をもって出たにもかかわらず、盆の連休ということもあり高速道路は渋滞。
しかもしばらくすると大雨、さらには濃霧と続き、何度引き返そうかと思ったが、無事時間通りに到着。
山羊の神に導かれたとしか思えない。
しかも到着してからは酷暑ではあったが、見事な快晴。
まずは会場の中華料理屋さんのところのポポくんに会う。
うしおをポポくんの隣に入れさせてもらって、午前中は知多の山羊めぐりツアー。
ポポくんと後ろにうしお
ポポくんアップ
一軒目はヤクヤギとのこと。
屋久島の山羊だが、トカラと見分けがつかない。
そもそも山羊はほとんど雑種だから区別も意味がないのかもしれない。
3頭とも小さくてかわいい。
二軒目はザーネン二頭。
ザーネン種にしては小さめ。
寄り添っている姿がかわいい。
福島の子供たちがが来たので喜んでもらおうと同じ場所に8メートルのブランコを設置。
乗せてもらって楽しいのなんの。
ハイジのオープニングのようなブランコ。
三件目は主催者のお宅のヨシアヤこと、ヨシコとアヤコ。
ずっと会いたかった二頭。
これも小さくてかわいい。
種類の違う山羊たちだが、みなかわいい。
やはり愛情をかけて育てられている山羊は幸せそうに見える。
午後からは家畜保健衛生所の職員の方のお話。
義務である登録の呼びかけ。
うちは歩いて100メートルもないところに衛生所があるので、毎年うしおを連れて直接
届けに行っている。
ついで岐阜大学の講師の講義。
テーマが「エサ編」なので、「山羊の栄養管理」。
難しい話だが山羊の消化システムなど知っておいていいこと。
さらに同大学の学生さんの研究「経年的なヤギの放牧による緑地管理」。
自然は放っておくと森林になってしまうので草原を保つのに山羊を活用できないか。
山羊飼いの山羊飼いによる山羊飼いのための総会。
朝からの運転、酷暑など疲労はあったが、これだけ山羊づくしな一日が送れたのは幸せ。
山羊ミルクもおすそ分けしてもらった。
二回目も都合がつけば参加したい。
やっぱり山羊はいい、山羊が好きだと再認識させてくれた山羊と山羊飼いさんに感謝。
<山羊三句詠>
山羊の目の水平線や知多の秋
山百合や山羊の家から山羊の家
山羊の口とどかぬところ木槿かな