《古書・古本の出張買取》 京都・全適堂 | 日記 | 鹿の角切を見に(奈良:鹿苑)

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《古書・古本の出張買取》 京都・全適堂 の日記

鹿の角切を見に(奈良:鹿苑)

2017.10.09

毎年、10月7・8・9日の3日間行われる鹿の角切を最終日に見てきました。
江戸時代から続く伝統行事。

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角切前。まだゆったりしている。

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鹿苑に3頭の鹿が放たれ、一頭ずつ20人ほどの勢子が協力し合ってつかまえる。
縄を鹿の角に放り投げ、数人で抱えこながら茣蓙の上へ。
枕に頭を乗せて、鋸で切っていく。
勢子がいっせいに持つ手を離すと、鹿は一目散に逃げてお役御免。
ばらばらに手を離すと人間が怪我をする恐れがある。
角切は牡鹿にとっては恐怖でしょうが、怪我を防ぐにはしかたのないところ。
人と鹿の本気のぶつかり合いが見ものでした。

あまりできのよくない句ばかりですが。

角切や鹿ほどに勢子泥まみれ

角切つて勢子ひといきに鹿放す

角切られれば一瞥もくれぬ鹿

小牡鹿のひしと寄り合ふ角切後


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