《古書・古本の出張買取》 奈良・全適堂 | 日記 | 宇佐美魚目『句集 天地存問』(角川書店)より

◎近畿一円、出張いたします。 一般書から学術書・専門書、現代から江戸(和本)まで。

Top >  日記 > 宇佐美魚目『句集 天地存問』(角川書店)より

《古書・古本の出張買取》 奈良・全適堂 の日記

宇佐美魚目『句集 天地存問』(角川書店)より

2022.06.13



昭和55。
「青」同人。第3句集。

蚊のこゑや家はなれゆく父の骨

塗畔や外より家の内冷えて

木に干して魚籠も衣も春の果

一点の日かげもあらず草刈女

掛稲の露の垣なす丹波かな

糸流す蜘蛛の顔あり花御堂

落栗のいきなり水に大しぶき

年よりの水にづかづか栗ひろひ

眦に折れたる竹や寒見舞

春昼のそのまま月となりし通夜

僧形の清盛像に蚊の出でし

日記一覧へ戻る

【PR】  リンパセラピーサロン オードリー  チーズケーキ専門店 『シェルネージュ』  シエルドマリ三島  空手道尚武会(品川区空手道連盟)旗の台支部 絆空館  あいうえお