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《古書・古本の出張買取》 京都・全適堂 の日記

脱力の教え

2014.04.24

あっさりと逝った三遊亭山羊助があっさりと役所に収集されていきました。

いちおう獣医さんに、血液検査で原因がわかるか聞いてみたところ、どこが悪いかはわかっても原因を特定することはできないとのことでした。
ただ、最期の日は首がねじれる麻痺があったので、蚊の媒介による感染症であるフィラリアの可能性が考えられるとのこと。
山羊は腰麻痺といって、フィラリアによって後脚が立たなくなる病気が多い。
ただ、前回の適ちゃんも今回のヤギスケも前脚だったため、その可能性を考えていませんでした。獣医さん曰く、そうとはかぎらないよう。
ペットショップで販売している犬用のノミ・ダニ・蚊よけの薬を塗布してはいたのですが、医薬部外品のため効果は定かではないと。
確実にフィラリアを予防するものはないので、これを乗り切る耐性が子山羊のうちはとくに不可欠。こればかりは、どうにもできない。

後出しじゃんけんと思われるでしょうが、実はヤギスケに出会ったときに長くは生きられない予感がありました。
前の山羊の例があったからというのは否めません。しかし、2匹選べたにもかかわらず、その予感のあるヤギスケを一目見たときから決めていた、というより決まっていた。
もちろん、寿命まで生きてもらいたいので縁起でもないことはおくびにも出しませんが。
なので、昨日の朝には「やっぱり」という感じで、すっと受け入れることができていました。できるだけのことはしてやりたいので、医者に診てもらいましたが覚悟はしていました。

前に山羊の3つの教えという話を書きましたが、3つ目は「脱力」にしてもよかったかと。
一般の人はかわいいとしか見ませんが、腹を地面にべったりつけて重さに任せて反芻しているときの山羊の脱力ぶりは、どんな人間にもできないでしょう。
武術や芸道などの身体技法で必ずといっていいほど説かれる脱力。しかし、どんな達人でも山羊の足元にも及ばない。
惜しむべきは、反芻の動画を撮っておかなかったことです。

you tubeでの在りしヤギスケ
https://www.youtube.com/user/zentekido


うららかな散歩日和や山羊送る

山羊居らぬ土手に蓬の青々と

出入りにメーと鳴かなくなった家



さて、それはそれとして仕事の話。

これまで荷物の発送をヤマト運輸に頼んでいましたが、4月から突然の値上げ。
顧客獲得の際にサービス価格でこれまでやってもらっていましたが、4月から一斉に正規料金に。プラス消費税が加味されるので、実質運賃が2倍になってしまった。
アマゾンからの発送を佐川運輸が受けなくなり、ヤマトの一人勝ちになったことも影響しているのでしょうか。
顧客が離れても構わないという姿勢を打ち出しました。
ただ、佐川は1区域を1人で回るため、顧客を一気に増やすことができないとのこと。なので、問い合わせは多数あるもののすべて受け入れられないので、今はあまり値引きしないようにしています。
ということで、後発の宅配便である民営化された郵便局がもっとも安い。
今ヤマトから乗り換えるなら郵便局しかないでしょう。
いまさらながら、民営化されたことを感じさせるはじめてのことかもしれない。


よい天気が続き、出張日和でもあります。
蔵書整理はお気軽にご連絡ください。

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