《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 | 日記 | 春光寺&不動の滝(南山城村)

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《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記

春光寺&不動の滝(南山城村)

2016.08.11

南山城村は2回目の不動の滝へ。  

その途上、春光寺という寺に重要文化財「薬師如来」の文字を発見。
観光寺ではない田舎のお寺なので、受付も拝観料もない。
ちらりと見かけた住職の奥さんにおそるおそる声をかけると、存外気安くどうぞどうぞと本堂に招き入れてくださり、仏像を開帳してくださる。

平安期のがっちりとした体格の薬師如来で1、5メートルほどの立派なもの。
光背はほとんど金色が残っているので後からつけられたものだろう。
いつからか黒い和紙で覆われていて、それが保護となっていたのか状態はずいぶんいい。
黒い和紙から目だけのぞいているときの写真があったが、奥さんのいうようにたしかに当時は怖い。  

田舎でふと立ち寄ったお寺は親切に見せてくださることが多い。
ただ、せっかく目当てに行っても誰もおられないこともまた多い。 住職さんは法事で出ておられたり兼業で勤めに出ておられたり。
奥さんも朝ならいなかったと言ってられたのでこれもご縁。 重文ながら人知れぬすばらしい仏像です。
ぜいたくに一人その前にいられるありがたさ。  

その右横には小さな如意輪観音像があり、鎌倉期のもので顔立ちがきりっとしている。 如意輪さんは柔和な感じが多いのでめずらしい。  

交通安全のお守りをいただきました。
 
   

さらに10キロほど山へ進み、不動の滝へ。

予想外に先客が、しかも女性二人。
滝へ近づこうとするも、岩が非常につるつるしていて、すべって落ちる。
幸いなんともなかったが、落馬した時もそうで落ちるときはもがくことをあきらめている。
それが力みをとって怪我につながってこなかったのかという気がする。  
鉄分を含んだ茶色の岩肌が特徴。
色も姿も堂々としたたくましい滝です。
 
 

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