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《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記

反り冴ゆる御寺の太刀の細面

2017.02.04

  

涅槃図の寝ぬるは山羊の化身かな


涅槃図は2月25日が釈迦入滅の日のため、涅槃会に飾るものとして春の季語となっている。
描かれている動物の種類は図によって違う。
おそらく山羊も描かれているとは思うのだが、なかなか見つからない。
そのうち寝釈迦が山羊であってもかまわないと思えてきた。
ちなみに猫が描かれていないのは有名な話。
当時のインドに猫はいなかったからという説が有力か。  


反り冴ゆる御寺の太刀の細面

 
これも涅槃図と一緒に京都国立博物館で目にしたもの。
泉湧寺は皇室ゆかりの寺なので御寺と呼ばれる。
人を斬るという目的ではないほっそりとした太刀であった。    


榾一つ焼べて主の眠り落つ
  

この句は以前の「主寝ねたり薪ストーブの茶店」の推敲。
榾は薪の意。

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