《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記
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根を上がりアミダくじしてこの梅花
2017.03.18
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梅林に行ったにもかかわらず、梅の句ができず。
それもどうかと思ったので、なんとか句作。
白紙なる予定に梅見書き入れず
予定があると人間をやっていることを思い出すが、基本はないのが楽。
梅見はなすべきことではないので予定にあらず。
梅一輪馬一頭の白さかな
梅も、また馬も同じ白。
根を上がりアミダくじしてこの梅花
ちょっとアミダくじをしたらおもしろいんではないかと思い、やってみた。
たどり着いたのが写真。このときは句にならなかったが形にすることができた。
根から養分を吸い取って幹へ、枝へアミダくじとなってこの花へ。
人の運命もかくのごとしか。