《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記
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俳句10句掲載(「静坐の友」季刊32号)
2017.07.02
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1年以上前にスペースが余ったら使ってくださいと言って出しておいた句。
「糟谷磯丸と岡田虎二郎」の原稿と一緒に出したものが忘れた頃に掲載。
滝落つる音上からも下からも
滝白く流れて青く澄みにけり
この膝も岩場の一つ赤とんぼ
石仏の御手にすがれる夏の草
やはらかな四角四面や冷奴
真つ白な潔さなり冷奴
我生きるなれも生きよと蝉の声
深部まで細胞揺する蝉時雨
扇の手休めて頬に残る風
汗玉となりて顎より落つる坐へ
既出の句もあり。
今見返すとちょっと手を加えたほうがいいものもあるが、まあこれはこのままに。
最後は静坐がらみで詠んだのでちょっと無理があるか。
本日、東三国の常光寺にて大阪静坐会終了。
終了後はそのまま源氏物語の勉強会に参加。
来月の大阪静坐会は8月6日(日)。
京都静坐会は来週9日(日)10時半から伏見区マンヘイカフェにて。
それにしても、NHKの所ジョージの番組でも取り上げられた「山羊の友」は購読者が増えている。
マニアックではあるが、「静坐の友」も取り上げられないものだろうか。
家に来る季刊誌はこの2つだけ。
写真は静坐会のおばあちゃんが折ったパンダの折り紙。
胸につけてみた。