《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記
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句会に思うこと
2017.08.22
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土日と結社の異なる句会に参加。土曜はすべて兼題、日曜は雑詠。
それぞれ勉強にはなるが、やはり結社には合わないのか。
1・主催者を含め、句会で感心させられる句が出ているか
2・自分の句に対する批評が自分が伸びようとするところに合致しているか
この2点を満たしてくれる句会があれば参加していきたいと思っているがなかなか。
ベテラン主催者に対しても異なる見方をかなり述べるので、場を多少乱しているのかもしれないが句会とはそういうところだと思っている。
句会はおしなべて高齢者が多いが、新鮮さがあればそれは問題ではない。
選句も選ぶ数に無理に合わせるようなものではなく、ほおっと思わせてくれる句があって、かつ自分の詠みたいものに対して、こうすればよりそうなるという適切な助言をいただける句会にご縁ができればうれしい。
一部ならともかく、すべて兼題では俳句のための俳句になっておもしろくない。前者の句会は私の提言で月1回は雑詠にするとしてくれたが、参加者が多いわりに取りたい句が少ないということと、1,2の観点から難しい。気にかけていただいているのでそれは大変ありがたいことなのだけれど。
不遜かもしれないが、句会に自分を合わせるのではなく、句会にそれなりに合えばいいと思っている。べつに仕事でもないのだから。
ただ、やはり詠んだ句を人に見てもらうことは大切だと思っているし、触発されるような句をリアルで目にしたいという気持ちは強くある。