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《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記

詐称電話の記録(5/31)

2018.06.04


備忘録として書いておこうと思います。
後々のことを考えて。

5月31日の昼、ダイソーでフクロウのはずくの使えそうなものがないか探していたら、携帯に愛知の豊橋の市外局番で電話が入った。
「豊橋警察の小林ですが、○○○○さんをご存知ですか?」と。
豊橋に住む女性で、知っていますと答えたら、「○○さんが捜査対象になっています」と。
もしやなにか事件に巻き込まれたのではと動揺が走る。
しかし何の事件に巻き込まれたかは、「捜査段階なので答えられない」と。いつ答えられるのかと聞いてもわからないと。
「彼女と最後に会ったのはいつですか?」「二人きりで会ったのは?」となぜか執ように連絡を取り合ったことより、二人きりで会ったことを聞きたがる。
話しぶりは冷静で理路整然としているが不審に思い、「役職は警部補ですか?」と聞くと「そうです」と。
「このことは○○さんには言わないでください」と言って電話を切る。

固定電話からかかってきたので、折り返し電話してみる。
警察の番号なら豊橋警察署につながるはず。
しかし、雑音交じりでやはりその自称小林が名乗らずに電話に出る。
「外ですか?」と聞くと「緒方さんですか? 子機を持ち歩いています」と。
警察の代表電話番号を教えてほしいというと、「これから伝えます」と言って切れた。
何度かけてももうつながらない。
この時点で、彼女のことを調べる探偵かもという思いがよぎる。

次に、豊橋警察署の番号を調べ、小林警部補というのが実在するか、この固定電話が警察の番号かを調べてもらう。小林だけではたくさんいるが、電話は警察のものではないという。
詳しく事実関係を話したが、調査には乗り気ではなかった。
何度も「警察を騙った詐称(詐欺ではない)でしょう」というといちおう調べてもらうことになり、電話を切る。
直接彼女に連絡を取ろうと思ったが、怖がらせてしまうのではないかと思い、捜査を待つことに。

するとTwitterからのメールで「急にすみません。わたしの友人からメールとかきました?」と。
即座に電話をかけ、メールどころかこういう電話があったことを告げる。
どうも付き合っていた人らしく、別れ話を切り出したところだという。
妄想が強いようで私と彼女の関係を疑い、嫉妬していたということだ。
彼は私のブログも熱心に見ていたとのこと。
そういえば、Twitterで一人、私の書くことを曲解ばかりしてちょくちょく誹謗中傷してくる輩がいることを思い出した。劣等感の激しい者であることは見て取れた。
彼女はTwitterをほとんどしていないが、数少ないフォロワーを見てみると、やはり共通のフォロワーであった。これは彼に間違いないと。
ブログを見ていたので、店の電話にかけてきたのだろう。着信は携帯に転送されるようにしているので。
思いもかけないことで驚いたが、ストーカーに発展しかねないことなので、すぐに警察の生活安全課に相談に行くように勧めた。

その晩、二人で話し合ったとのこと。
翌日に彼女から電話があり、「恥ずかしい」「(関係が)終わるならもうどうなってもいいと思った」と。
彼は会社員らしく、電話は平日の昼間だったので会社の電話からかけたのだと。
小林は彼の同僚らしい。テレビを見てこの手口を思いついたという。
Twitterの件は自分ではないと否定しているようだが、状況から考えて間違いないだろう。

ヤギとフクロウと静かに暮らしている私がまさかの情事に巻き込まれるとは。
匿名とはいえ、喧嘩を売られることもなく、売って利益のある身でもないのに。
ただ不当に売られればぐうの音も出ないほど追いつめることはできる。
この記事も彼は見ているかもしれない。
訴えはしていないが、警察には事の詳細は記録されている。
もしさらに何かしでかすようなら、本当に終わりになるので覚悟しておくべき。

人生でなかなか経験できないことを経験しました。
まさか隠居のような生き方の私が嫉妬の対象になるとは。
おかしな電話だということは中盤で感づいたが、情事だとは思わなかった。
警察はそう推測していたよう。そういうことには疎い。
物騒な話なので、最後にフクロウのはずくの写真を。
嘘もホーホー。はずくはホーホーとは鳴きませんが。

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