《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記
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馬に乗る
2011.11.19
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身体を動かすのが嫌いなわけではないが、動かしたいものがない。
個人スポーツは自分で始めないと始まらない。
そもそも面倒くさがりなので、自分から動くものはやらない。
団体なら動かざるを得ないが、あまり好きではない。
ということで、馬なら動いてくれて、それにこちらが合わせればいいだろうと。
近場に乗馬クラブがあることがわかったので通うことにした。
モンゴルで馬に乗ってきた人の話を聞いたのもある。
今日で初心者コースの4回を終えた。
馬は大きいが、とても可愛く自分の母性を確認することにもなる。
手入れから装鞍までをやることになるので、ただ用意された馬に乗るだけでないのもよい。
こちらは乗っているだけなので運動量が少ないように見えるが、実際はバランスを取ろうと、
筋肉をしっかり使う。
ここでも、「スポーツやってました? 競輪か何か」と聞かれる。
無駄に筋肉がついているが、腹筋や背筋が弱いことが乗っているとわかる。
電車やバスでも支えていられないことがあるので、乗っていれば鍛えられるのがいい。
軽速歩(はやあし)では、馬が上下に揺れて、それに合わせて立ったり座ったりを繰り返す。
臀部に若干張りが出ている。
馬にも個性や気分があり、軽い合図で歩いてくれる馬もいれば、なかなか言うことを聞かないのも。
気が合って、リズムに乗ることができれば実に楽しい。
馬に負担をかけることが少なくなれば、こちらも負担は少なくなる。
今は室内練習だが、暖かくなるころには野外で走ってみたいものだ。
