《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 | 日記 | 新年のご挨拶

◎近畿一円、出張いたします。 一般書から学術書・専門書、現代から江戸(和本)まで。

Top >  日記 > 新年のご挨拶

《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記

新年のご挨拶

2012.01.01

明けましておめでとうございます。
昨年は買取のご依頼も多く、様々な本を取り扱わせていただきました。
年末も着物会社、教師の方など、多様な方面からのご依頼をいただきました。

新刊書店で見かけて購入した本を昨夜読了。
『ビブリア古書堂の事件手帖』1・2巻(メディアワークス文庫)
最近、軽い萌え系の推理物が流行っており、これもそれに該当する。
著者は古書店で3年ほどアルバイトをしており、古本屋の業務や本のことが結構これでわかる。
ライトノベルスというだけあって、2冊ともすぐに読めてしまった。
就職浪人の男の子が、古書店の跡を継いだ20歳半ばの異常な本好きの巨乳の女子に恋をしてその古書店で働く。
店主の栞子は本のことならスイッチが入って饒舌になるも、普段はおどおどとして小さな声で話す。ずっと女子校だったため、男性には免疫がない。
まずあり得ない設定で、萌え系に萌える男子の願望を投影しただけなのだが、先に述べたように、古書店の買取や業務内容、本についての薀蓄はなかなかのもの。
こちらも勉強になることもあった。
舞台は北鎌倉の古書店ということだが、実際は北鎌倉に古書店はないそうだ。
たしかに、円覚寺や鎌倉文学館などをまわったときにそれらしきものは見なかった。
骨董屋はあるそうだが、文士が多く住んでいた町にしては意外な感がある。
古書店めぐりをしても、栞子に会うことはできないが、これを通して古書に向き合うきっかけになればと思う。

とにもかくにも、また1年が始まりました。
お年玉の語源は「御歳魂」だそうです。
時を動かす御歳神によって、歳が変わる。
御歳神の御魂を分けてもらうという発想ですね。
分けてもらったからには、謹んで拝受したいもの。
ゆえに謹賀新年。
年始も休まず、買取を受け付けております。
本年もよろしくお願いいたします。

新年のご挨拶

日記一覧へ戻る

【PR】   blue  *クリムソン 豊田市パーソナルカラー診断*  福井税務会計事務所  美容室&*again(アンドアゲイン) -HAIR ADESIGN-鶴見区 放出店  フレーバーティとオランダパンケーキのお店 大阪 北堀江 アーツカフェ artscafe