《古書・古本の出張買取》 京都・全適堂 | 日記 | 三橋敏雄『句集 しだらでん』(沖積社)より

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《古書・古本の出張買取》 京都・全適堂 の日記

三橋敏雄『句集 しだらでん』(沖積社)より

2023.09.25



平成9
第11句集

長き長き戦中戦後大櫻

太陽はいつもまんまる秋暑し

たましひは先を行くなり秋の空

二つ目の原爆の日も過ぎにけり

生きて知るソ連崩壊蟲しぐれ

朝寒や剃刀當つるひげの杭

昨日より今日遥かなる殘花かな

敗戦日の午前短し午後長し

寒満月沈みたる日に照らされて

梟や男はキャーと叫ばざる

飛ぶ鳥のつひになかりし良夜かな

黒板と黒板拭と冬休



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