《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記
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今年に入っての主な買取
2011.01.19
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・ご近所の常連さんがきれいな文庫・新書とクラシックCDを持ち込み
・伏見区でご主人のものであった蔵書を出張買取
物置の中に入れられていたため、状態はあまりよくなかったが、都市開発のお仕事をされていた方だったためその関係と民俗学が主であった。
昭和中期の児童向け雑誌の付録なども。
物置の扉が半壊で開けるのに一苦労。
かなり腰が張り、古本屋というのは体力仕事であることをつくづく痛感。
蔵書を溜めるお家というのは不思議なことに、狭い路地の突き当たりが経験上多い。
このお宅もそうで、風水的なものもあるのかなと。
蔵書家はそういった家を選びやすいのかもしれない。
奥さんは古文書の専門家であった。
・立命館の学生さんのマンションへ出張買取
東京の介護の企業へ就職も決まり、引越しするため。
フランス哲学・ジェンダー・アート系のきれいな本と文庫が計100冊ほど。
線引きのあるものとないものに分別してくれていた。
俳優の瑛太を思わせる感じのよい青年。
・西京区で福祉施設に入られた方の蔵書・クラシックのCDとレコードを出張買取
施設に入られて3年ほどたつ。
3年ほど団地の部屋は放置されていたというが、状態はよい。
息子さん夫婦が立ち会ってくださった。
お二方とも親切でいろいろお話をしながらスムーズに作業ができた。
ご自宅にもCDがあるとのことで、四条のお宅まで車にお乗せする。
<ここで一句>
雪の川白き流れや空に満つ
雪をはみ雪をはふりて童ゆく