《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記
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「輝ける皇妃 エリーザベト展」
2012.09.11
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伊勢丹内の美術館「えき」で鑑賞。
日本初公開となるもっとも有名な肖像画の髪につけられた星飾りが目玉らしい。
平日の午前中にもかかわらず、かなりの人。
その9割以上が女性であった。
皇室にありながら自由を求め、自立心が強く、美しい。
これが女性に人気のある理由か。宝塚でもよく上演されているようであるし。
この時代のドイツ・オーストリアの雰囲気が好きだ。
エリザベートさんには十代のころに魅かれて、ウィーンの宮殿にも足を運んだ。
美しい身体を保つための吊り輪や昇降のはしごなどの器具のある部屋は、今でも覚えている。
みな彼女の美しさを称え、彼女もそれが最大の武器であると知って自らを称えた。
先日見た映画「ヘルタースケルター」にも重ね合わさる。
ウエストは50センチを維持。
自由奔放さと美へのストイックな緊張感、そしてシンデレラストーリーと悲劇的な結末。
これらが合わさっての魅力なのだろう。
バイエルンの山育ちゆえ、身体能力は抜群で、馬術もトップクラスの腕前であった。
写真は、古本カフェで撮影した美術館で販売されていた輸入クッキー。
エリザベートさんが食べていた低脂質、低カロリーのものらしい。
正直美味しいとは言えなかった。
