《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記
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すのこベッド
2012.10.27
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京都の底冷えの季節が到来しようとしています。
もうすでに厳しい日が数日続きました。
その対策を毎年考えてはいるのですが、これという秘策はなく。
冷え性の女性に自分より冷たいと言われるほど。
鴨長明は大原の寒さがきつくて、伏見の日野に引っ越してあの方丈の庵を構えました。
日野という地名からして温かそうなので、いっそのこと越そうかと思わないでもないですが、なぜか精神的には北のほうが好きな性質のようです。
いずれはそうするかもしれません。
日本家屋の和室、しかも1階なので寝るのも困難。
もちろん畳の下に新聞紙を敷き詰めたりしていますが、まったく効果なし。
そこで、直に地面と接触しなければ少しはましかも、と思い、檜のすのこベッドを入れました。
ベッド自体、ホテル以外では使ったことがありません。
檜にしたのは檜風呂が好きで、たしかにそのいい匂いがします。
折り畳みのできるタイプは便利だけれど、折れる部分が弱いとのことで、折り畳めない真ん中に脚のついているものにしました。たしかにしっかりしている。
昨夜は寒くなかったので効果の程は不明ですが、寝心地はいい。
ただ、掛け布団がよく落ちてしまう。まあ、これは慣れるでしょう。
・・・・・・朝8時過ぎに電話が鳴って取りに行こうとしたら、地面がない。
ああ、そうだ、ベッドにしたんだとすぐに気づく。
当店は9時から受付いたしております。
ひのきすのこベッド
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