《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記
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革のブックカバー 勢ぞろい
2013.01.19
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以前の日記でブックカバーのことを書いた。
本には一般的な定型として4サイズある。
小さいほうから文庫・新書・四六判・菊判となる。
大型本は大きさがまちまちなので揃えるならこの4種。
ashfordのブックカバーを使っているが、なぜか菊判(A5に近い)だけがない。
いろいろ探してみるもなかなか見つからず、ネットでarc conceptという革製品の会社から出ているのを知って注文した。
現物が見れないのでどうかと思ったが、到着してさっそく本に着けてみると、大きさも問題なく手触りもしっくり来る。十分満足できる製品であった。
これで4種すべて揃ったことになる。
革のブックカバーのよさを知ったのは偶然からだった。
本好きはいても、ブックカバーに馴染んでいる人は少ないと思われる。
菊判を見つけることが困難なのも需要が少ないからだろう。
しかし、ブックカバー1つで読書体験がまったく違ったものになる。
洋書のペーパーバックなどもカバーもなく味気のない装丁だが、革のブックカバーをつけると見違えるだろう。
本にフィットし、手にしっとりと馴染む。本好きがより読書を楽しむツールとしてこの感覚を体験してもらいたい、と心底思う。
色もある程度は選べるが、落着きのあるブラックとブラウンの2色に。
4種と言ったが、厳密には四六判と菊判はソフトカバーとハードカバーで大きさが若干異なる。
文庫もやや大きめのサイズもある。
調べてみたらそういった細かいサイズを揃えているところもあるようだ。
ぴったりフィットするに越したことはないので、揃えてみるとより楽しいだろう。
ブックカバー撫ぜて息つく冬籠
