《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記
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全ちゃんの生
2013.08.11
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ヤギの全ちゃんの様子を見に。
今年最高の猛暑で、近畿では最高を記録した京都市。
へたばっていやしないかと。
適ちゃんの死んだ日の帰りはひどく鳴いたので、その心配もあり。
まあ、普通に草を食んでおりました。
帰りも鳴くには鳴きましたが、前回ほどひどくはなく。
馬にも人にもずいぶん慣れてきており、小屋に入っているときに一匹になるだけなので、適ちゃんの分も元気に過ごしてくれれば。
3ヶ月で相当大きくなったので、最後の機会と思い、宣伝を兼ねてうちのバイクの荷台に乗ってもらいました。
来た頃は小さかったのに、もうぎりぎり。
何とか写真は撮れたものの、しばらくすると自分で飛び降りました。
山羊や馬と居ると、自然を感じられます。
犬や猫ももちろんいいのですが、慣れはしても野生はそのままというのが違うところ。
草食動物特有ののんびりしたところが、またいい。
人間に媚びず「我が」「まま」に生きている。
知識になることが学びではなく、瞬間に生きていることが学びなのでしょう。
知識は結果ですから。
彼らと居ることは瞬間を共にし、在り方を共有できる、そのことが学びとなっています。
ゆえに学びは終わることがありません。
ただ遊んでいるだけなのですが、まっとうに遊ぶことが最高の学びになる。ありがたい存在です。
大暑でも猛暑でもなし油照
足で顔掻く子山羊見て同じ場所掻いてあげればじっとしており
小気味よく山羊の青草ちぎる音
われ句作やぎは草食ふ夏野かな
お盆休みはとくに設けてはおりません。
帰省の折に本の整理などございましたら、ご一報ください。
