《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記
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淡路島にて
2013.12.06
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京都から2時間ほどで到着。思ったより近い。
京都に比べて段違いの暖かさ。どこに行っても海が見え、息がしやすい。
六基の白い風車が青空の下に回っている。
12月になると観光客はほとんどいません。
乗馬をメインに淡路島を堪能することができました。
淡路牛やたまねぎ、たこなど、一次産業が発達しており、食材が充実。
人口も多く不便を感じることもありません。ただ、見かけた書店は新刊の宮脇書店一軒のみ。
主に訪れた場所を列記いたします。
・のじまスコーラ
廃校を改装し、レストランやベーカリーなどの商業施設へと見事に変貌。アルパカ・ヤギを飼育。
・淡路カントリーガーデン
この時期は土日以外は休業中だが、自由に見せていただいた。ロバが人懐こい。ヤギ・羊・サル・鶏なども。今はイチゴ栽培が主な事業。
・北淡震災記念公園・野島断層保存館
いまだに生々しい地震跡が保存。地球にとれば肩凝りをほぐした程度だろう。震度7の体験ができるが、固定されていない椅子からも落ちることもなく、実際はこんなものではないはず。 奇しくもクエーカー(震える者)教について調べていたところ。
・乗馬クラブハーモニーファーム
2時間の外乗。スタッフの方と2人だけで公道や花畑、野山などを闊歩・駆歩。アスファルトの県道の坂を駆歩で上る。馬はもっちゃりしたドラム君。薄に覆われた道なき道を突っ切り、山を駆け下りる。海を望み、終わりかけの紅葉の映る池の前で馬と佇む。のじまスコーラへ馬で行き、ランチをして帰るコースもある。次回は海岸コースを堪能したい。
・伊弉諾神宮
淡路島は日本で最初にできた島だと、古事記ではされる。神=髪に通ずるということで、リーブ21による頭髪の碑がある。
・岩上神社
その名の通り、岩が祀られている。淡路島で訪れた寺社の中では最高のパワースポット。
・鮎屋の滝
淡路一の滝らしい滝。落差14メートルほど。
・淡路島牧場
乳搾り・子牛の乳飲ませ体験をする。牛乳は試飲し放題。
・淡路ファームパークイングランドの丘
この時期はどこもそうだが、ほとんど人気なし。だだっ広いのでよけいに閑散さが増す。個人的にはありがたいが、営業するだけ赤字なのは間違いない。ヤギ・羊・ロバ・ウサギなどと触れ合うことができ、コアラも見ることができる。
・千光寺
檀家さん二人のみ。90歳のおじいさんとおばあさん。京都から来たというと、山奥までわざわざ来た信心深い人だということにされてしまう。不動明王の前で一緒に般若心経を唱え、お勤めを済ませた後、住職の奥さんにお茶菓子をいただく。人より猫のほうが多い。
紅葉且散るや土塀をまろびつつ
参る人ぱつたり止みぬ十二月
八百万社の前に神無月
写真は静坐するコアラ。
樹下の仏陀ならぬ樹上のコアラ。
