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《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記

高天原へ

2014.03.29

 天孫の地に紅白の梅降る

 鶯や見わたすかぎり大和なる

奈良県の五條市へ出張してまいりました。
お亡くなりになって十数年たち、リフォームを考えているのでご家族が整理をということでした。
ただ、どんなものがあるのかお聞きしてもよくわからないという。和本が多く、何が書いてあるかも読めないと。京都の古書店なら見てくれるのではと思われたようです。
奈良はご紹介以外でははじめて出向きました。
専門ではないけれど漢文を勉強されていたという情報だけで、高速を使い往復4時間以上かけて通うのは正直足が出る可能性がありました。
しかし、せっかくのお申し出ですのでお受けすることに。
市場価値はともかく、防虫剤を本棚に入れておられたので、保存状態は比較的よく助かりました。

せっかくの遠出ですから、すぐ近くの高天原へ足を運んでみることに。
高天原がどこにあったのかは諸説ありますが、田舎の長閑な景色が広がっておりました。
鶯の声だけが響き渡っている。
桜もずいぶん咲き出していますが、梅が空気をより長閑にしてくれています。
高天彦神社に参拝し、台風で通行止めされているのを無視して高天の滝へ。
さらに奈良時代創建とされる高天寺橋本院へ。
花の寺と言えるほど、さまざまな花が咲き、ご住職の奥さんがお話好きで、話にも花が咲く。

最近、遠出が続きますが、出先の楽しみもありますので遠方でもお気軽にご連絡ください。

ヤギスケくんは長時間のお留守番。
写真は、毎月22日に開かれる鴨川のグラニュートン・ピクニックにて、さつきちゃんとのツーショット。

毎週、当店の近くの「カフェ昼行灯」にヤギスケと一緒にお茶を飲んでいます。
不定休で開いているほうが珍しい店ですが、居心地のいい和の空間で、マスターを介して集う人たちは自然と話をするようになります。
来ればヤギスケに会えるかも。私の膝の上でずっとおとなしくしています。
入ってくるお客さんに、マスターが「犬、大丈夫ですか?」と同じように「ヤギ、大丈夫ですか?」と聞くのが可笑しい。
大丈夫かどうか思ったことも聞いたことも普通はないでしょうから。

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