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《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記

ヤギに教わる「負けて勝つ」

2015.01.26

You tubeにミニヤギうしおシリーズ3本アップしました。

・ミニヤギうしお ぷるぷる
https://www.youtube.com/watch?v=EQIObIm9AK0
・ミニヤギうしお でろーん
https://www.youtube.com/watch?v=Cm7WUfBEdqk
・ミニヤギうしお 「下がれ」→「待て」→「よし」
https://www.youtube.com/watch?v=CRUpVh9bBWc

最後の「下がれ」ですが、おそらくこれを躾けているところはほかにないのではと思います。
「待て」をする距離を取るためにやっています。
躾とは飼い主の言うことを聞かせるためにしていると思われており、実際そうなのですが、言うことを聞かないということは言うことを聞くように持っていっていないということになります。
つまり、一方的に言うことを聞かせようとしても無理だということです。
相手が受け入れられるところまで自分を持っていかなければならない。

たとえば、リードを引いて散歩させるときでも、距離が離れていけば無理に引張って引き戻すのではなく、いったん手をゆるめて相手の自由にさせる。その自由は一瞬ですが、ゆるめた後に引くとわりと素直に戻ってくる。
合気道のような話ですが、相手の力に自分を沿わせて自然な流れに持っていく。

まだまだ不完全ではありますが、命令も聞かせる態勢に自らを持っていかなければ聞いてくれません。怒鳴ったり叩いたりすればある程度はできるでしょうが、そこには恐怖しかない。
目に見えて何かをするというのではなく、腹で間合いを取る、気で距離を取る。言葉で相手は理解するのではなく、気の強弱で判断しています。だから「よし」と言わずとも気をゆるめれば食べてもいいと判断する。

躾とは身を美しくすると書きます。
相手にそれを求めるのではなく、自身を美しくする、つまり調えることで相手に言うことを聞かせやすいように持っていく。
躾はまず相手に施すものではなく、自身に施すもの。
こういうことをヤギから教わっています。
ヤギから学べることは存外深いものです。それは関係性ですから、いろんなことに応用が利く。
前々回、真向法は静坐との相乗効果が期待できると書きましたが、ヤギと関わること、またヤギ自身の在り方にも通底しています。

金子みすゞの詩にまねて「山羊と静坐と真向法 みんな違ってみな同じ」

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ヤギに教わる「負けて勝つ」

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