《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記
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木曽馬に乗る
2015.05.02
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ほぼ岐阜よりにある愛知木曽馬牧場で、その名のとおり木曽馬に乗ってきました。
http://kisouma.net/
一般の乗馬クラブではサラブレッドや中間種が多いので、木曽馬に乗るのははじめて。
それも当然で、木曽馬は世界でも150頭ほどしかいないんだとか。ほぼ絶滅危惧種と言ってもいいかもしれません。
小さめで個体差はありますが性格は温和(頑固?)、背中もわりと平らなので乗りやすい。
ただ、乗馬クラブの調教された馬に慣れているせいか、とにかく重い。
なかなか動いてくれないのを重いと表現します。
サラブレッドと扶助の仕方も異なり、やはり調教の仕方も違うということです。
重い馬のほうが練習にはなります。
京都から2時間弱。
岐阜羽島ICから近く、住宅街のそばに小ぢんまりと存在している。
小ぢんまりとしていながら、馬場や周りの池、休憩所などがしっかり整備されています。
さほど広さがなくても馬が飼えるということを知りました。
のほほんとした木曽馬は魅力的。
しかし希少なので木曽馬はサラブレッドの2倍くらいの価格だとか。
大河ドラマでは武士はサラブレッドに乗っていたりしますが、そんなわけはなく、結構こんなずんぐりした馬に乗っていたものと思われます。
暴れん坊将軍のように馬で駆ける際に手綱をやたら上下に動かしますがあれは演出で、実際には手綱は静かに鞍の前に置いておいたほうがよい。
私のよくない癖で、手綱を上下にしてしまいがちなので注意しないと。
ちなみに鞍はブリティッシュではなくウエスタンでした。この鞍もはじめて。
また少し専門的ですが、膝を後ろにし、踵を下げる練習には、足の指を開いておくとやりやすいとも教えてもらいました。
歩様を感じながら馬に合わせることをもっと意識しないと、などいろいろと感じさせてくれました。
いかに今まで言うことを聞く乗りやすい馬に乗っていたかということでもありますね。
写真は乗せてもらった鈴花ちゃん。
2鞍乗った後でも中学生の女の子を乗せていました。
やはり子どものころから乗っていると上手になります。
馬乗れば育ててみたし子馬から
山羊ほどにかわいい山羊のなかりけりまた馬ほどにかわいい馬も
