《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記
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某首相も真向法
2015.06.14
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某にする必要はないんですが、今日行われた京都真向法の講習でいただいた機関紙に載っておりました。
産経新聞にインタビューが掲載され、政治家や実業家が好きな陽明学者の安岡正篤が竹下登元首相に真向法を勧め、竹下元首相が首相の父である安倍晋太郎に教え、それが子へと伝えられという流れ。長い歴史をもつ真向法ならでは。
飛行機の移動は身体が硬くなるのでやっているということですが、政治家には結構、しっかりした健康法を行なっている人が多い。石原元都知事は断食をしたり、中曽根元首相はよく知りませんが、あれだけかくしゃくとしているので何かやっているはず。
首相になりたてのころ、国会で飲んでいる水筒に注目されましたから、真向法も注目されるか・・・まあ、ないでしょうね。今はイメージ的に難しいでしょう。
世界なんとかのTV番組をやっていた草野仁さんもやっていて、女性雑誌に掲載されているとか。
しかし、スーパー仁くんもちょっと若い層にはアピールしないでしょう。
これが綾瀬はるかや堀北真紀なんかがやっていますと言ってくれればいいんですが、真向法は知っていても高齢者の健康法というイメージがあるようです。知人も親父がやっていましたねとか、その程度ですから。
私がもう一つの軸としている静坐ほど滅びゆくものではないので、まだ今年配の方がご健在なうちは大丈夫でしょう。
調身、調息、調心の3つを大切にしており、呼吸と丹田をしっかり意識させられるものをひとつでも生活に取り入れておくことは万人にとって喫緊の重要性をもっています。
以前紹介しましたが、子どもや若者の姿勢がゴリラのように腰が落ちて顎が突き出るゴリラのような格好になっているのが多い。力感のないゴリラ。体力の低下もつねづね言われていることです。体幹が鍛えられていない。
真向法、静坐、乗馬の3つが相乗効果をもたらす私の3つの軸になっていますが、どれも体幹を意識させられるものです。どれも高齢になってもできるものばかり。もっとも手軽なのは静坐と真向法でしょう。
老若男女問わず自分なりのペースでできる真向法の講習会は京都で月1回、第2日曜に行なわれています。
チケットも1枚ありますので、もし体験してみたいという方がおられましたら差し上げますので仰ってください。
写真はちょっと女性向けにアピールした真向法のチラシ。
キレイになる、美人になるというイメージから入ってもらうのが手っ取り早いでしょうしね。
丹田や腹の力なんてひと言言おうものなら、蜘蛛の子散らしたように去っていってしまうでしょう。
そういえば乗馬もアピールはおしゃれでハイソな女性向けのイメージの広告ですね。
ふにゃふにゃした夢ではなく、骨のある実体が受け入れられるかどうか。人類の成熟度合いは広告にも表れる。
今朝の毎日新聞の川柳に
「カラダから叱られた気がする病気」
という常連の川柳作家の作品がありました。
病気はしないに越したことはないし、してしまったらしかたのないことですが、カラダからのメッセージと言えます。普段からカラダというココロを感じ、心身の声に耳を傾けていたいものです。
