《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記
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惟神霊幸倍坐世大旦(かんながらたまちはえませおおあした)
2017.01.02
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年が明けて、日の出前の茜空に烏の鳴き声だけが聞こえる。姿は見えない。
ただ惟神、キリスト教で言えばアーメンか、神の御心のままにという心持となる。
私は神社へ参拝に行くときには、惟神霊幸倍坐世と祈るのみにし…
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酉年といへども賀状山羊うしを
2017.01.01
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新年あけましておメーでとうございます。
本年もうしおともどもよろしくお願いメーしあげます。
酉年ということでトサカのかぶりものを探しておりましたが見つからず。
ヤギにトサカはおもしろいか…
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12月の俳句・川柳
2016.12.31
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ぬばたまの闇に定まる牡鹿の瞳
母の電話ひと言蜜柑送りしと
子のやうに叱らるる老い懐手
独り立つ岬ぽつこり背美鯨
聞こゆるは潮騒目には鯨のみ
国を閉ぢ国を守ると憂国忌
老いてなほ抱く大志や憂国忌
呑まれてもよしシ…
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ヤギの魅力ー「ヤギの友」第35号より
2016.12.13
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家に届く季刊誌は「静坐の友」と「ヤギの友」のみ。
どちらも少部数で一般の人が知ることはない。
昨日届いた「ヤギの友」第35号では、熊本で行われた全国山羊サミットの基調講演が載っていた。
ヤギの本…
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第3回漱石忌ネット句会
2016.12.12
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http://blog.goo.ne.jp/siki2013n/e/b84fb352f96bd224ab686dba3e09deec
漱石の没後100年に漱石忌を季語としてのネット句会が行われました。
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11月の俳句(一部短歌・川柳)
2016.12.01
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映画見て泣いて笑うて十月尽
露の世に生くるほかなし露の魂
からつぽのこころとなりて神迎ふ
書も売られ主なき書斎風の秋
書を抜けば書棚の隙へ素風かな
今は昔胡麻一粒に牛一頭
秋日差す一刀岩の裂け目かな
息づく…
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哲学女子「哲女」あらわる
2016.11.21
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書店で平積みになっていたので読んでみた。
原田まりるという若い女性の書いた『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』(ダイヤモンド社)長いので略して『ニー哲』。
京都を舞台…
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障がいのある方がお世話する馬
2016.11.11
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ちょっとしたご縁で、枚方にある障害がいのある方が馬の世話をする「セルプわらしべ 森のうま舎」に。
ベガとニコル、ごまこの三頭。ニコルに少し乗せていただきました。
福祉施設でボランティアで馬の運動をさ…
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大原三千院での声明
2016.11.05
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大原三千院で天台声明を聴く。
僧の間に交じって。
2時間ほど、冷えがどんどん募ってくる。
まだ色づかない薄紅葉を見ながら、声明の母音の高低に身をゆだねる。
最後はサプライズでアナと雪の女王のテーマ「Let …
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柳生の里へ
2016.11.05
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京都の笠置町を抜け、奈良の柳生の里へ。
途中の山道で不動の滝を発見。
車通りもほとんどない。
柳生の里に着き、旧柳生藩家老屋敷、芳徳寺、一刀岩を見る。
一刀岩には、柳生石舟斎が剣術修行をしていて天…