《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 | 日記一覧

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《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記

大寒や印を結べば仏像に

2017.01.21

大寒や印を結べば仏像に  

二十四節気でいうところの小寒を過ぎ、大寒へと突入しました。
こうなると坐って印を組むとそのまま固まって仏像になってしまうよう。    


煩へるほどの想ひよ雪しづり
  

雪垂(しず)…

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白息に力卒寿の話しぶり

2017.01.20

白息に力卒寿の話しぶり

90歳の方の話に力がこもる。
耳が遠くなってくるので聴くことは捨て、話すことに力を集約させているよう。
人の話は聴かずしゃべる、それが元気につながっているのかもしれない。
聴きすぎるの…

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おいでやす祇園の路地に雪女郎

2017.01.19

今日は雪の句ばかり。
とくにコメントすることもないでしょう。  


新雪を登りて父にここまで来
  

おいでやす祇園の路地に雪女郎
  

背中から粉雪ぬばたまの闇へ

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寒卵傷一つなく立ちにけり

2017.01.18

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卵傷一つなく立ちにけり


種も仕掛けもありません。
卵を立てるにはどうすればいいか、コロンブスはぐしゃっと底を割って立てました。
コロンブスの卵と言われているものですが、まず前提として卵は立たないものと…

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辻田克己集(自註現代俳句シリーズⅤ期22)より

2017.01.17

たまたま手元にあった句集。
どなたかも存じ上げませんが、サウナで読了。
勉強になった句を列記する。
これからサウナで句集を読む習慣が定着しそう。
句集はしわしわになるけれど。    


自説などなし吹かれ飛ぶ浜千…

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受験子の報せの調べ聴く講師

2017.01.17

受験子の報せの調べ聴く講師  

大学のセンター試験は雪で大変だったようですね。
私も大学受験ではありませんが、塾講師をしていたころは中学や高校入試を指導していました。
結果報告に来る子どもに対して、結果以上…

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たましひのてらされてをりゆきあかり

2017.01.16

昨日は初雪だったため、すべて雪の句。  


眼閉ぢ初雪を聞く静坐かな

 
初雪の日に、京都では今年初の静坐会。
きつい雪だったにもかかわらず、8名で一緒に座りました。
静坐についてはHPに書いております。
来月は1…

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日和見の野性一途に千鳥の歩

2017.01.15

寝酒てふ下戸の一杯養命酒  

寝酒は冬の季語。
寒波が襲来していますが、寒いときには体を温めるという意味で冬の季語なんでしょう。
ワインは気分で多少嗜みますが、あまり酒が飲めない下戸は養命酒で。    


画布…

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ずらり本古書組合の市始

2017.01.14

ずらり本古書組合の市始
 
初市といって想像するのは魚や野菜といった市場でしょうが、古書の世界にも市場があります。
古書組合というものが大体全国の都道府県にあり、組合に加盟している古書店主が集まって本の売り…

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変はる身につまさる冬の鴉(カフカ)かな

2017.01.13

変はる身につまさる冬の鴉(カフカ)かな

カフカはチェコ語で鴉という意味だそうです。
Twitterのフランツ・カフカbotで発信されるカフカの言葉から、その洞察力と言葉のセンスにインスパイアされています。

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