《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記
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デジャヴとヴジャデ
2018.05.19
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http://diamond.jp/articles/-/93244
この記事の『Q思考』は読んだことがある。
その中にヴジャデというおもしろい概念が出てくる。
ヴジャデとはまさにデジャヴをひっくり返したも…
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『辻田克己句集 春のこゑ』(角川書店)より
2018.05.17
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チューリップ原産地いま戦火の地
おひたしの蕨に戯れて花かつを
黄金週間屋上も駐車場
忙中に春を逝かせてしまひけり
切西瓜俎のまま運び来し
目薬といふ朝寒を一二滴
貼りかへし障子の外を鞍馬線
大き葉を落とせしあとの朴…
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ココイチ、もといココペリサロンOPEN!
2018.05.13
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ヤギ仲間2人が園部でリラクゼーションサロンをオープン。
お祝いに駆けつけましたが、ひどい雨。
高速での大雨と霧は第一回山羊主総会で知多半島へ行った以来。
古民家に到着すると、雨は少しましになる。
悪天候でもこ…
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鯖江→鯖定食→杜若
2018.05.08
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カフェ昼行燈でひさしぶりにお会いした方のおしゃれなメガネが、鯖江から取り寄せたものと聞く。
福井の鯖江はメガネのフレームでは全国の9割を占めるとか。
鯖江から鯖つながりで、上賀茂神社向かいの今井食堂で鯖煮…
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大阪静坐会終了ー座ることを楽しむ
2018.05.06
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ひさしぶりの大阪静坐会。
大阪は第一日曜日の14時から15時10分まで、東三国の常光寺にて。
参加費は500円。お茶菓子つき。
30分の第一坐の後、10分休憩。第二坐も同じく30分。
その後で軽く茶話会。
静坐…
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名村早智子『句集 山祇』(角川書店)より
2018.05.04
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椿見に行く哲学の道逸れて
闇に果ありて螢の引き返す
嘶きに嘶き返す祭馬
那智の滝雲をひきずり落としさう
そののちの悲劇は知らず菊人形
枯蟷螂枯蟷螂に縋りつく
全身が一本の脚鶴凍てて
山の神のみを信じて年木樵
竹落葉竹…
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高木理子『句集 はないちもんめ』(文學の森)より
2018.05.03
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靴跡より春の雪解け通学路
鼻筋は母ゆづりなり仔馬立つ
全山の花もて包む蔵王堂
石仏の落花に溺れゐて笑まふ
象出して象舎を洗ふ春の昼
ゆりかごの琵琶湖残して鳥帰る
踊子草踊り疲れて地に伏せる
道巾の雲の峰立つ先斗町
炎…
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名村早智子『句集 樹勢』(角川書店)より
2018.05.02
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蕗の薹摘む日だまりを摘むやうに
リュック負ふ両手が自由春の山
子どもの日子どもが一人ゐるだけで
蟇百年そこにゐたやうな
初詣楠の樹勢をいただきに
海へ出るころには春となる大河
雲に湧く力桜に咲く力
鳥が鳴く声を出さ…
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ヤギと見るハイジ
2018.05.01
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昨年公開された映画「ハイジ」。
映画館で見ることができなかったのでDVDで見ました。
ハイジが好きというよりはヤギが出てくるから。
横にうしおがぴたっとへばりついてくるので、ヤギとヤギを見る。
スイス・ドイツ…
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『右城暮石集(自註現代俳句シリーズⅡ期4)』より
2018.04.29
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顔に手を触れず一日冬の風
風呂敷のうすくて西瓜まん丸し
一筋の縄にて冬の子等遊ぶ
壁に外套そのほかに妻と子を遺し
蝌蚪の紐置きて蛙のかげもなし
逃げし風船天井歩くビアホール
風邪熱の下がりてもとのみじめさに
滝道も…