《古書・古本の出張買取》 ロバの本屋・全適堂 の日記
-
十一面観音像に会いにー南山城編
2017.12.07
-
南山城は京都とはいえ、文化的、寺の勢力としては奈良に近い。
今回は十一面観音像2体を紹介。
まずは、先日の秋の特別公開で拝観した木津川市にある現光寺の御本尊がすばらしい。
鎌倉前期とされる重要文化財。
ことに…
-
お客様からのお礼メール
2017.12.05
-
当店はここ数年、店売りをしていないため、お客様と対面することがありません。
買っていただいているということは役に立っているということではあるのでしょうが、本にまつわる話、つまり物語を知ることは一切なくな…
-
「大江山いく野の道の遠ければ~」の大江山
2017.11.24
-
百人一首でも詠まれている大江山にうしおと小旅行。
鬼の里でも知られており、源頼光が退治したとされる。
おそらく鬼とは敵だったのだろうが、今はやさしい鬼たちが出迎えてくれた。
目当ては千丈ケ滝。
天気予報は晴れ…
-
幸い・幸せ・幸-幸せを語源から考える
2017.11.14
-
幸せがほしいと言う。
では、幸せとは何か。
語源から見てみるとおもしろいことが見えてくる。
といっても語源は確実ではないが、説として見ても十分おもしろい。
幸せは為(し)が合わせるというところから来ているとい…
-
秋季俳句大会 IN 橿原(奈良)
2017.11.08
-
奈良の橿原にて。
これも結社関係なしの俳句大会。
総勢60名ほど。選者が多かった。
ほとんどが奈良の地名を入れた句が多く、二上山や畝傍山などぱっと景が浮かばない。固有の地名が必要かあやしかったが、奈良を愛す…
-
憲法九条はわかりやすく
2017.11.02
-
九条を守れという人、改憲せよという人、どちらとも条文をどれだけ読んだのだろうか。
守れという人は戦争反対と書いてあるから変えてはいけないというし、変えろという人は自衛隊の存在が示されていないので明記すべ…
-
『那須乙郎集(自註現代俳句シリーズ4期35)』より
2017.10.25
-
子を抱く妻冬虹を光背に
雷去りし机上聖書の外あらず
枯池の底にひとすぢ秋の水
冬虹に禱る奇跡を希はねど
旅に覚め朝の放屁の爽やかに
日曜の手を妻に貸す秋ざくら
青空へ双手突込み袋掛
月光に指をあやつり林檎むく
何怒る…
-
何をもって生活をデザインするのか
2017.10.24
-
起業家たちの集まりにひさしぶりに行ってみて聞かれることは、これから何がしたいのか、ということ。
うーん、とくにない。
しかし、彼らには野心があってしたいことがある。
ただほとんど形にはなっていないので、何が…
-
秋の城陽俳句大会―ぎりぎり入賞の巻
2017.10.22
-
台風が迫りかつ体調不良のなか、秋の城陽俳句大会終了。
結果的には春に続き入選。ぎりぎりでしたが。
一般選が全然だったので今回は無理と思っていたら、選者選で選、特選をいただいてすべりこみセーフ。投句は三句。
…
-
結婚のあり方を考えてみる
2017.10.13
-
このかた結婚願望がない。
しかし世間では結婚しているかどうかが非常に気になる様子。
15年もおつきあいをしていた人ともお別れしたので、考えるまでもないと思われることを考えてみたい。
そもそも制度というものに…